Stray Kidsが、2027年2月に開催される第69回グラミー賞(2027 Grammy Awards)の選考に作品を提出していなかったことが分かりました。
2026年10月2日、所属事務所のJYP Entertainmentが韓国メディアの取材に対し、「Stray Kidsはグラミーに作品を出品しなかった」という趣旨で事実を認めています。
この記事では、今回確認された内容と、グラミー賞の作品提出の仕組み、そして「落選」と「未提出」の違いを整理します。
Stray Kidsは第69回グラミー賞に作品を提出していない
韓国メディアの報道によると、JYP Entertainmentの関係者は10月2日、Stray Kidsが第69回グラミー賞に作品を出品していないことを認めました。
第69回グラミー賞は、2027年2月7日にロサンゼルスで授賞式が行われる予定です。作品の提出期間はすでに終了しており、Stray Kidsの作品は今回の選考の対象になりません。
一方で、JYP Entertainmentは作品を提出しなかった理由については説明していません。
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グラミー賞の作品提出はどんな仕組み?
グラミー賞は、主催するレコーディング・アカデミー(Recording Academy)が定めたルールに沿って選考が行われます。
第69回の場合、対象となる作品のリリース期間は2025年8月31日から2026年8月28日まで。レーベルや会員などが作品をエントリーするオンライン提出の期間は、2026年7月7日から8月21日まででした。
提出された作品は、ジャンルや部門ごとの審査を経て、会員による投票へ進みます。第69回のスケジュールでは、第1次投票が2026年10月12日から22日、ノミネートの発表が11月16日、最終投票が12月10日から2027年1月7日までと発表されています。
つまり、期間内に作品が提出されていなければ、その作品はノミネート候補として投票用紙に載ることもありません。
「落選」と「未提出」の違い
今回のニュースで注意したいのが、「グラミーに落選した」という意味ではないという点です。
落選は、作品が提出されて選考を受けたうえで、ノミネートに選ばれなかった場合を指します。一方、今回のStray Kidsのケースは、そもそも作品を提出していないため、選考自体が行われていません。
また、「授賞式に出席しない」「賞を辞退した」といった話とも別の問題です。現時点で確認されているのは、あくまで「第69回の選考に作品を提出していない」という事実です。
新設された「最優秀アジアン・ポップ」部門とBTSの判断
今回のニュースが注目を集めている背景には、第69回グラミー賞で新設される「最優秀アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス(Best Asian Pop Music Performance)」部門があります。
この部門は、K-POP、J-POP、C-POPなど、アジアの言語を用いたポップ音楽のパフォーマンスを対象とするものです。一方で、音楽を地域や言語で分けることへの疑問の声も上がりました。
こうした中、BTSは新アルバム『ARIRANG』をグラミー賞に提出しないことを明らかにしています。BTSは、音楽が地域や言語で分けられるのではなく、音楽そのものとして聴かれ、愛されることを望むという趣旨のメッセージを伝えました。
レコーディング・アカデミー側は、議論があるなかでも新部門を2027年の授賞式で予定通り実施する方針を示しています。
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なぜStray Kidsは提出しなかった?
海外メディアの中には、BTSに続いてStray Kidsも新部門に抗議する形で作品を提出しなかったのではないか、と伝える報道もあります。
しかし、JYP Entertainmentは提出しなかった理由を明らかにしておらず、新部門との関係についてもコメントしていません。そのため、現時点では「理由は公式に明らかになっていない」と整理するのが正確です。
なお、韓国メディアによると、Stray Kidsのメンバー8人は今年、レコーディング・アカデミーの投票会員として招待されたと伝えられています。作品を提出しないことと、会員として投票に参加できるかどうかは別の話であり、この点も混同しないようにしたいところです。
Stray Kidsとは
Stray Kidsは、JYP Entertainmentに所属する8人組のボーイズグループです。2018年にデビューし、メンバー自身が楽曲制作に深く関わるグループとして知られています。
アメリカのBillboard 200でも複数の作品が1位を獲得するなど、世界的な人気を持つグループの一つです。だからこそ、グラミー賞への作品提出の有無にも大きな関心が集まりました。
まとめ|「落選」ではなく「未提出」、理由は非公表
Stray Kidsは、2027年2月7日に授賞式が行われる第69回グラミー賞に作品を提出していないことが、JYP Entertainmentによって確認されました。
提出期間は2026年8月21日までで、作品が提出されていないため、今回の選考やノミネートの対象にはなりません。「落選」「辞退」「欠席」とは意味が異なる点に注意が必要です。
新設のアジアン・ポップ部門やBTSの判断との関係を指摘する報道もありますが、JYP Entertainmentは理由を明らかにしていません。今後、本人や事務所から説明があるのかにも注目が集まりそうです。