2007年に紅白歌合戦に初出場して以来、2008年は落選しましたが、2009年から11年連続出場していたAKB48が今年は紅白落選となりました。
48グループが全て落選ということですが、比例して乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の坂道グループは3組同時出演が決まっています。
まさに時代の流れと言われても過言ではありませんが、改名後まだデビュー前の櫻坂46が出演するなど、48グループのファンからは疑問の声も上がっています。
今回はAKB48の紅白落選について現役メンバーの声や卒業生のコメントなども併せてご紹介したいと思います!!
11年連続出場のAKB48が紅白落選!!理由は??
先日発表された紅白歌合戦の出場者からAKB48が落選したというニュースが話題を集めました。
2009年から11年連続で出場して来たAKB48はどうして今回落選してしまったのでしょうか。
1番大きかったのは昨年起きたNGT48の暴力事件への運営側の対応に疑問を持つ声が多く、不透明な部分も多かったのでグループ全体が信頼を失ってしまったことが大きかったのかな、と思います。
真実が明らかにならないまま、示談という形で終わってしまい、ファンの方や応援してくださっている方たちに説明もなく解決済みとなってしまったことは、ここまで事が大きくなってしまった以上、ある程度の説明があるのが普通だと思います。
また、今年は新型コロナウィルスの影響で思ったようにグループの活動ができなかったことも要因だと言われていますが、新型コロナウィルス前の3月に発売されたシングル『失恋、ありがとう』は初週売上116.7万枚を売り上げ、38作連続39作目のミリオンを達成しています。
今やもう国民的アイドルグループではなくなった、との声も上がっていますが、今でもミリオンを売り上げられる力があるのは日本でも数グループしかないですし、記録もちゃんと更新していて実績はあるのにどうして?との声も上がっています。
比べて初出場を決めた櫻坂46は欅坂46から改名後初出場となりますが、12月9日がデビューシングルの発売日ということで実際にはまだ実績はない状態で選ばれています。
欅坂46時代の実績も考慮するのであればAKB48も十分に売り上げを獲得していますし、実績の面でも申し分がないのに、、と48グループファンは思ってしまいますよね。。
正直今年の紅白の人選には大人の思惑が数多く存在しているようで、”ビジネス”という部分で選ばれたり落選させられたり大人の事情で振り回される人選だったのかな、と思います。
グループ活動をしていると良い面も悪い面もありますが、やはり自分個人の問題が露呈した際に、グループ全体にまで影響を及ぼしてしまうということも今一度考え直さないといけないのかも知れませんね。。。
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11年連続出場のAKB48が紅白落選!!現役メンバー、卒業生の紅白落選についての心情とは?
今回AKB48の紅白落選のニュースが駆け巡った際にたくさんの現役メンバーや卒業生がコメントを残しています。
その中から一部をご紹介したいと思います!
この2年間、先輩方が繋いでくださったバトンを私たちの代で何度も止めてしまいました。そして今日も。それが何より申し訳ないし不甲斐ないです。
だけどここからもう一度…
今までの歴史に甘えず、今度こそ私たちが新しいバトンを渡せるように頑張るので、見守っていてください。
AKB48が大好き! pic.twitter.com/Q0M5FtU8AS— 向井地 美音 (@mionnn_48) November 16, 2020
現在の48グループ総監督の向井地美音さんのコメントです。
私が初めて向井地美音さんを知ったのは篠原涼子さんのドラマ『アンフェア』で篠原涼子さん演じる雪平刑事の娘役を演じていた子役時代でしたが、そんな小さな彼女が今や国民的アイドルグループの総監督を務めているなんて、時の流れが早く感じます。
また、総監督に就任してからたくさんのメンバーを見送り、偉大な先輩たちの後を追うのは本当に大変だったと思いますし、プレッシャーも多かったと思います。
こんな小さな体であれだけの大所帯をまとめるのはそう簡単では無かったでしょうし、時代は変わっていき、その流れについて行くのも難しかった部分もあると思います。
その中でも今48グループはメンバー個々が自分たちでできることに取り組んでYouTubeを始めるメンバーも多かったりと、自分たちなりに露出できる媒体を作ってやっているのはとても今の時代に合っている気もします。
その一方で『会いに行けるアイドル』というコンセプトが新型コロナウィルスにより崩れてしまって思うように活動できなかったのは1番辛い部分ではありますが、総監督だからと責任を一人で背負うのではなく、メンバー皆んなで受け止めて、また一歩進んで欲しいです!
今の気持ちです。よろしければ読んでください。
今日もお酒を飲みませんでした(344日目) pic.twitter.com/gM4oDeTHgA— 峯岸みなみ (@chan__31) November 16, 2020
最後の一期生メンバーである峯岸みなみさんのコメントです。
これだけAKB48を作り上げてきたメンバーがいなくなる中で、最後の一期生として後輩には多くのことを教えてくれた人だと思います。
もちろんスキャンダルがあったりと、グループに迷惑をかけてしまった部分もありましたが、それでもグループを大切に思っているからこそ、ここまでグループに残ってやって来れたのかな、とも思います。
峯岸さんがおっしゃっているように、来年がダメでも、この先の未来のどこかでまた、年末のステージで彼女たちのステージを見られる日を、私たちも楽しみにしています!
11年連続で出演させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ファンの皆さん、歴代のメンバー、関わってくださった皆様のことを思うと胸がぎゅっと締め付けられるようなそんな気持ちもあります。ここが全てではないことはわかっているけどそれでもまた誰かに認めてもらえるように私達は頑張ります☺️ pic.twitter.com/QvHBH26j3w— 柏木由紀 (@Yukiriiiin__K) November 16, 2020
3期生で現役メンバーの柏木由紀さんのコメントです。
落選したにも関わらず、今まで立てていたという事実にまず感謝できるということが、素敵だなと思います。
改めて考えても11年間連続で選ばれていたという事実は本当に凄いことだと思いますし、誰もができることではないと思います。
今回は落選してしまったとしても、その事実が消えることはないですし、これだけ長い間支えてくださっているファンの方がいるグループは純粋にとても素敵ですね!
色んな変化があるけれど
ずっと応援してる
過去も今も最高ですよAKBは!私も皆んなに負けないように頑張ります😊
— 高橋みなみ (@taka4848mina) November 16, 2020
初代総監督の高橋みなみさんのコメントです。
高橋みなみさんが現役時代から大切にしていた言葉の一つに”努力は必ず報われる”という言葉がありますが、その言葉を自分自身を通して証明した方だと思います。
メンバーやファンの方が口を揃えて”AKB48とは高橋みなみである”と言ったように彼女の人望や人間力がなければ、あれだけのメンバーをまとめることも不可能だったと思います。
グループのために、メンバーのために努力を惜しまない彼女だったからこそ、たくさんのメンバーが彼女を慕っていましたし、同じ夢を描いて歩いて来れたんだと思います。
現役メンバーからすれば、これだけすごい一期生がいて、超えたくても超えられない壁があって、偉大な先輩方がいればいるほど、比べられて大変な部分もあったと思いますが、例えその方達の作ってきたAKB48というのが崩れたとしても、守れなかったとしても、今グループを守れるのも壊して作り上げて行けるのも偉大な先輩方ではなく、今いるメンバーだけだということは忘れないで欲しいです。
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まとめ
今年の紅白歌合戦で48グループのパフォーマンスを観られないのは残念ですが、この先いつかまた、年末に彼女たちのパフォーマンスが観られることを信じています。
どれだけ昔とは違う、と言われても事実としてミリオンセールスを達成しているAKB48は、本当にファンの方に恵まれているな、と思います。
これだけ長い間、記録を止めずに支え続けてくれているファンの方がいること、またファンの方がそこまでしてでも守り続けようとする価値があるグループだということに誇りを持って欲しいです。
そしてAKB48の『離れていても』がレコード大賞優秀賞にノミネートされたということで、おめでとうございます!
今回の紅白落選をバネに変えて、さらなる飛躍に期待しています!!