「バッハが2026年のKPOPになった」——最初に聴いたとき、そう思いました。
MEOVVの2nd EP「BITE NOW」のタイトル曲「DDI RO RI」は、バッハのトッカータとフーガニ短調を現代のエレクトロポップに大胆に再解釈した楽曲です。
クラシック音楽の荘厳さと、KPOP特有の爆発的なエネルギーが衝突する瞬間のカタルシスは、他のどんな楽曲でも味わえないものでした。
この記事では、「BITE NOW」とMEOVVの魅力を全力でお伝えします。
MEOVVとは?THE BLACK LABELが放つ5人組
MEOVVはBLACKPINKのプロデューサーとして知られるTEDDYが率いるTHE BLACK LABELが手がける5人組ガールズグループです。
メンバーはスーイン、ガウォン、アンナ(日本人)、ナリン、エラの5人。
子役出身のエラ、モデル経験を持つ日本人メンバーのアンナ、元YGエンタートレーニーのガウォンなど、それぞれのバックグラウンドがグループに多彩な色を加えています。
2024年9月に「Meow」でデビューしてから約2年。
1st EPではグループの独自の音楽的アイデンティティを提示し、今回の「BITE NOW」ではそのさらに先へと踏み込みました。
「DDI RO RI」:バッハを現代KPOPに蘇らせる
タイトル曲「DDI RO RI」は、バッハのトッカータとフーガニ短調を組み合わせ、重厚なクラシックオルガンサウンドとシャープな現代的要素が対照的なカタルシスを提供する楽曲です。
開始から数秒で強い緊張感を生み出し、その独自のエレガンスと爆発的なエネルギーのコントラストで唯一無二のカタルシスを届けます。
楽曲のクレジットを見ると、作詞にTEDDY、NARIN、ELLA、GAWON(すべてMEOVVメンバー)が名を連ねています。
TEDDYが「自分たちの言葉で書く」ことをメンバーに促しているのだとしたら、THE BLACK LABELがMEOVVに与えているアーティスト的自由度の高さが感じられます。
「BITE NOW」が描く世界観
アルバムタイトル「BITE NOW」が示すのは、「完璧なタイミングを待つのではなく、自分たちのペースで前に進む」というMEOVVの宣言です。
1st EP「MY EYES OPEN VVIDE」でグループの音楽的アイデンティティの大胆な紹介を成し遂げた後、「BITE NOW」ではより強く、より恐れを知らない声明として戻ってきています。
期待に挑戦し、自信と強さを持って新しい方向性を提示する——このコンセプトは、楽曲の選択から演出まで一貫しています。
クラシック×現代KPOPという音楽的実験も、「やれることを全部やる」というMEOVVの姿勢の表れ。
THE BLACK LABELとTEDDYが作り上げてきたBLACKPINKの系譜を引き継ぎながら、MEOVVにしかできない音楽を追求しています。
日本人メンバー・アンナの存在
日本のKPOPファンにとって特に気になるのが、日本人メンバー・アンナ(田中アンナ)の存在ではないでしょうか。
子役モデルとしてキャリアをスタートし、2019年〜2021年まで「Seventeen(セブンティーン)」日本版の専属モデルを務めていたアンナ。
日本人として韓国の大手芸能事務所でデビューし、世界規模のグループの一員として活動していることは、日本のメディアやファンからも注目されています。
「DDI RO RI」のMVでもアンナの存在感は際立っており、K-POPのビジュアル基準と日本的な繊細さを兼ね備えた彼女のキャラクターが、グループに独特の奥行きを加えています。
MEOVVの今後:日本展開に注目
「BITE NOW」をひっさげてのプロモーションは韓国にとどまらず、日本展開も精力的に行われています。
2025年の1st EP時には日本での対面イベントも実施されており、日本市場への積極的なアプローチが続いています。
TEDDYプロデュースという強力なバックボーンと、日本人メンバーを擁するグローバルな構成。
MEOVVは今後の日本での展開において最も楽しみなグループの一つです。
まとめ
- ✅ MEOVV 2nd EP「BITE NOW」が2026年6月1日リリース
- ✅ タイトル曲「DDI RO RI」はバッハのトッカータとフーガをサンプリングした衝撃作
- ✅ TEDDYプロデュースのもと、メンバー自身が作詞に参加するアーティスト路線
- ✅ 日本人メンバー・アンナ(田中アンナ)の存在が日本ファンには嬉しいポイント
- ✅ THE BLACK LABELが仕掛ける「次のBLACKPINK」への期待が膨らむ
バッハを知っていても知らなくても、「DDI RO RI」は聴いた瞬間に心を掴まれます。
MEOVVの「BITE NOW」は、2026年上半期のKPOPで最も実験的な作品の一つです。
ぜひ聴いてみてください。





