池袋暴走事故の飯塚幸三被告が起訴内容を否認し、無実を主張!!wikipediaプロフィールからは事故の記述が削除されるなど、上級国民の行く末は??

2019年4月19日に東京都豊島区東池袋四丁目で発生した池袋暴走事故ですが、当時87歳だった飯塚被告が運転する乗用車がブレーキとアクセルの踏み間違いにより暴走して交差点に進入し、歩行者・自転車らを次々にはね、計12人を死傷(母子2人が死亡、同乗していた加害者の妻を含む10人が負傷)させたました。
 
 
飯塚被告は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で書類送検され、本日8日、初公判が行われました。
 
 
今回は飯塚被告が起訴内容を否認し、無実を主張したとして、今後の裁判はどうなっていくのか調査していきます!
 
 

池袋暴走事故の加害者 飯塚幸三被告のプロフィールwikiが編集禁止に??

 

 

本名: 飯塚幸三
生年月日: 1931年6月1日
出身校: 東京大学

 
 
飯塚被告は1986年から工業技術院の院長を務め、その後の1991年にはクボタの常務取締役も務めるなど、wikipediaを見ても輝かしい経歴が目立ちます。
 
 
ここで一つ疑問に思ったのが、飯塚被告が起こした池袋暴走事故の記録が一切載ってないんですよね。
 
 
wikipediaは基本的に誰でも編集したり、プロフィールを追加したりできるようになっていますが、飯塚被告のページは現在編集ロックがかかっており、誰でも編集できなくなっています。
 
 
池袋暴走事故の件も削除されており、無かったことのように一切記載されていないので、一瞬同姓同名の方なのかと勘違いしそうになります。
 
 
当時からメディアの報道を見ても『飯塚被告』と報道する機関より『飯塚元院長』と報道されることが目立ち、『上級国民』という言葉が浸透しましたよね。
 
 
どれだけ国や世界にとって貴重な研究や開発の功績を残したとしても、起こした事故の事実を消すことはできないのに、こうやって簡単に書き換えたり削除したりすることができる事実に闇を感じます。。
 
 

池袋暴走事故の飯塚幸三被告が起訴内容を否認し、無実を主張!!今後裁判はどうなるのか?

 

 
池袋暴走事故の初公判が本日8日行われ、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」ことにより過失運転致死罪に問われている飯塚被告無罪を主張しました。
 
 
事故を起こした当時から”安全な車を開発するように、メーカーの方に心がけていただきたい”と主張するなど、母子2人を死傷させる大事故を起こした張本人とは思えない発言をしていたのを今でも覚えています。
 
 
例え車の性能に問題があったとしても、普通はそういう発言はできないと思うんですよね。。
 
 
実際に自分が事故を起こしているのに、車メーカー(トヨタ)に責任転嫁して、”自分は悪くない、車が悪い”と言われて、遺族の方はどう思われるのか、被害者の方や遺族の方を考えると、なかなか公にそういう発言はできないと思います。
 
 
実際に事故当時100km近くスピードが出ていたということが事実として分かっており、それだけスピードが出ていたのならブレーキを踏んだのであればブレーキ痕が残っているはずなんですけどね。
 
 
なので今回の初公判にあたって、妻・松永真菜さん(当時31)と娘・莉子ちゃん(当時3)を亡くした遺族の松永拓也さんが”車の不具合を主張するなら謝って欲しくない。謝るのであれば本当に罪を認めてから謝ってほしい”とおっしゃっていたのが、その通りだな、と思います。
 
 
今回の初公判で無罪を主張された際にも事故の原因は『アクセルを踏み続けた事実はない、車の不具合によるもの』だと述べており、無罪を主張されています。
 
 
これからの裁判の論点として、検察側が証拠として「アクセルとブレーキを踏み間違えた」ことや「ブレーキを踏んだ形跡」などをどれだけ状況証拠として提示できるかで有罪になるか無罪になるかに大きく関わってくると言われています。
 
 
現段階で検察側は冒頭陳述で「事故の直前も正常に運転できていた。車に異常は確認できず、アクセルペダルの破損もない」と主張しています。
 
 
仮に検察側が有力な証拠を提示できたとしても、飯塚被告が89歳という高齢で身体も不自由なことから、収監に耐えられないと判断された場合、執行猶予が付かずに実際に収監される可能性が低くなるといった専門家の意見もありますが、そうなると遺族としてはやるせない思いですよね。。
 
 

まとめ

 

 
2019年4月19日に起きた池袋暴走事故ですが、加害者の飯塚被告の初公判が本日8日に行われ、起訴内容を否認されました。
 
 
遺族側も事故当初からの飯塚被告の調書を見る限り、否認されるだろうなと思っていたとおっしゃっていましたが、”車の不具合”だけではやはり納得いかないというのが本音だと思います。
 
 
被告が現在89歳という高齢という点においても実刑にだいぶ関わってくると言われており、収監に耐えられないと判断された場合、実刑を免れる可能性もあるということで、余計に遺族の方にとってはやるせない思いが強いと思います。
 
 
何歳であっても、どれだけの功績を残していたとしても、被害者の方、遺族の方にとっては関係のないことで、実際に事故を起こして罪のない人を傷付けたことには変わりありません。
 
 
きちんと罪を認めた上で、償ってほしいと思います。
 
 

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